タンスにカビが生えてしまった!という経験をした人も居るのではないでしょうか?

着る服を出したり、季節ごとにタンスの中の衣類を整理するのにタンスの中も換気しているはずなのにどうしてカビが生えてしまうの?という人も居るのではないでしょうか?

大切な衣類にカビが生えてしまったらショックですよね!?

そうならないためにもどうしたらよいのか、カビが生える原因や発生させないための対策法などについてご紹介します。

タンスにカビが発生する原因とは!?

カビ タンス 対策

タンスの中にカビが発生する3つの原因についてご紹介します。

原因①:タンスと壁の間に隙間がなく通気性が悪い

タンスと壁に隙間がないと風の通り道がなくなってしまいカビが生える原因となります。

隙間を空けるとホコリが溜まってしまったり、物が落ちてしまうからといって隙間なく置いてしまう人も多いようですが、風通しが悪いことによって湿気が溜まってしまいカビやすい環境になってしまいます。

原因②:洗濯していない衣類、半乾きの衣類を収納している

カビは汗や皮脂をエサとしてどんどん成長していきます。

少ししか着ていないからといって洗濯しないままタンスに入れてしますとカビが大繁殖してしまう可能性があるようです。

乾いていない衣類を収納してしまうと水分が蒸発できず、湿度が高くなってしまいカビが繁殖する原因となってしまうようです。

原因③:タンスの近くに加湿器がある

部屋が乾燥するからといって加湿器を置いている人も多いようですが、タンスの傍に置いてしまうとタンスの隙間から加湿器の水をすってしまい衣類がその水を吸収し湿気がどんどん溜まってしまいカビが発生する原因となるそうです。

タンスのカビを除去する方法とは?

タンスにカビが生えてしまい除去する前に、先にタンスの中にある衣類を全て外にだします。

衣類や収納しているものにカビが生えている場合にはカビが部屋中に広がらないようにビニール袋に入れてから行います。

掃除する際に、ビの胞子を吸ってしまう可能性があるので、必ずマスクを付けて行うことをおすすめします。

胞子を長時間吸ってしまうと喘息やアレルギーの原因となってしまうようです。

準備するもの

■塩素系漂白剤で掃除する場合

  • キッチンハイターなどの塩素系漂白剤
  • 消毒用エタノール
  • マスク、ゴム手袋、ペーパータオル、布

■逆性石鹸液で掃除する場合

  • 逆性石鹸液
  • 消毒用エタノール
  • マスク、ゴム手袋、布、ペーパータオル

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カビ取りの手順

■塩素系漂白剤

  1. スプレーボトルではなく容器に塩素系漂白剤を水で薄めた液体を作ります。
  2. ゴム手袋をしてペーパータオルに液体を染み込ませて軽く絞ります。カビが飛び散らないようにゆっくりと被せます。
  3. 優しくカビが飛び散らないように拭き取ります。
  4. カビが全て取り除けたら綺麗な布でタンス全体をキレイに拭き取ります。
  5. タンスの傍に除湿器を持っていきよく乾かします。
  6. 消毒用エタノールをタンス本体やひきだしなどに吹き付けて、さらに除湿器でよく乾かします。1晩以上は除湿器を傍に置いて置くとよいそうです。

■逆性石鹸液

  • 逆性石鹸は素材や塗装によって使用できないものもあるので、タンスの目立たない部分で少量の逆性石鹸液を付けて試します。
  • どんなカビなのか見て、ふさふさの毛羽がたつタイプのカビだったらペーパータオルに消毒用エタノールを含ませてカビが飛び散らないようにゆっくりと被せます。
  • カビがある部分を逆性石鹸液を含ませた布できれいに拭いていきます。
  • 拭き取ったらしばらく乾燥させてから、消毒用エタノールを吹き付けて日光で乾かします。太陽に当てることで殺菌することもできるようです。

タンスにカビが生えない為の対策法は!?

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タンスにカビが生えてしまうと再発してしまう可能性があるので、生えないように対策する必要があります。

タンスの配置を壁から離す

タンスと壁の間を5~10cmは離しておくとよいそうです。

そうすることで、空気の通り道ができるので、湿気が溜まりにくく発散してくれる効果があるようです。

また、タンスと壁に隙間を空けることで結露が発生するのを防止してくれる効果があるようです。

除湿剤を使う

湿気は下に溜まりやすいので、除湿剤や乾燥剤を使用する場合にはタンスの下に置くと良いそうです。

アロマ重曹がカビに効果的と言われています。

アロマはカビなどの菌類に対して殺菌効果が高いようです。

<アロマ重曹の作り方>

容器に50gの重曹を入れて、抗菌、殺菌効果のあるアロマオイルを10~20滴ほど垂らしてよくまぜます。

できたアロマ重曹をそのままタンスの傍に置いて置くのもいいですし、要らなくなったタオルに染み込ませて格段に入れておくのも良いそうです。

服の湿気をとって収納する

セーターなどの衣類は1回だけの着用だと洗わずに収納してしまう人も多いようです。

この行動もタンスに湿気が溜まる原因となっているようです。

洗わなくてもせめてハンガーにかけて湿気を飛ばしてからタンスに収納すると良いそうです。

洗濯して半乾きの衣類を隙間なくタンスに収納してしまうと、タンスの中の衣類も風通しが悪くなってしまい湿気が溜まりカビが再発してしまうこともあるようです。

隙間を少し開けるなど余裕をもって収納すると良いそうです。

タンス内の空気の入れ替えをする

タンスには常に衣類が収納されているため、どうしても湿気が溜まっていってしまいます。

ずっと締め切っているとどんどん湿気が溜まっていってしまうので、締め切らずに少し開けておくといいかもしれません。

天気が良く、湿気が少ない時に時々タンスの中身を出して換気と乾燥させるだけでもカビが発生するのを防ぐことができるそうです。

乾燥させる時には、扇風機やサーキュレーターを使うと効率よく風をタンスに送り込むことができるのでおすすめです。

まとめ

今回は、タンスの中に生えたカビの原因や対策などについてご紹介しました。

☑タンスと壁の隙間がなかったり、半乾きの衣類を閉まっていると湿気が溜まりカビの原因となってしまうようです。

塩素系漂白剤や逆性石鹸液などでカビを除去することができるそうです。

タンスと壁の間に隙間を作ることで空気の通り道ができ湿気が溜まるのを防いでくれるそうです。

湿気は下の方に溜まるのでタンスの下などに除湿剤を置いて、アロマ重曹も使用することでカビの再発を防いでくれるそうです。

半乾きの衣類などはよく乾かし、一度着た服はハンガーなどにかけて乾かしてから収納するとよいそうです。

タンスの中は湿気が溜まりやすいので、定期的に換気するとよいそうです。

タンスの中は湿気が溜まりやすい場所であり、カビが生えやすい場所でもあります。

良く乾いていない衣類を収納していたり、空気の通り道がないと湿気がどんどん溜まっていってしまいます。

湿気を溜めないことが大切なので、こまめにタンスの中も換気したり、衣類をしっかり乾かしてから収納することをおすすめします。