しいたけにカビが生えているものを見たことはありますか?

長く保存しているとしいたけの傘の部分や軸の部分にカビみたいなものが生えている事もあるかもしれません。

でも、これって本当にカビなの?と疑問に思っている人も居るのではないでしょうか?

実際にカビが生えているものはその部分だけを取り除いて食べていいのかも気になりますね!?

それでは今回は、しいたけの表面にある緑色のものや白色のものは本当にカビなのか見分け方についてご紹介します。

しいたけのカビの原因とは!?

カビ しいたけ 緑

しいたけにカビが生えた場合は、保存環境に問題があるようです。

しいたけを湿気の多い場所に置いてしまうと一週間もしないうちにカビが生える事もあるようです。

少しでも長く保存する場合には湿気の少ない場所が良いそうです。

しいたけにカビが生えるとそばにあるしいたけにまで移ってしまうようです。

何個かある場合には、1つ1つ新聞紙などに包んで保存することをおすすめします。

しいたけのカビの見分け方について

しいたけに生えるカビって意外と見分けがつかない人も居るようなので、どんな時がカビなのかについてご紹介します。

しいたけが緑色の場合は?

緑色のカビは稀のようです。

しいたけに緑色のものが付いている場合は収穫前のしいたけの原木に付いているコケや汚れの可能性が高いので布なので拭きとってみるとよいそうです。

カビが生えている場合は、全体的に滑りがあって酸っぱい臭いがするので、見分けることができるそうです。

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傘に白いふわふわしたものが付いている場合は?

しいたけの表面に白いふわふわしたものが付いていて、カビだと思って捨ててしまっていた人も居るのではないでしょうか?

白いふわふわしたものは、カビではなく「気中菌糸」と言われるもののようです。

しいたけでなくキノコ類を冷蔵庫で保存しているとみられる現象で、しいたけの中の水分を栄養にして菌糸が伸びている状態のようです。

見た目は良いものではないかもしれませんが、キノコがもつ性質なので食べても問題ないようです。

傘の裏が茶色や黒に変色している場合は?

しいたけの傘の裏側は普段白っぽい、クリーム色をしていますが、品質が悪くなると黒ずんだり、茶色っぽくなるようです。

お店に並んでいる時から、茶色や黒に変色していることもあるので、そういった時は避けたほうが良いようです。

品質が悪くなるとひだの部分に黒や茶色の斑点ができ、ところどころ変色してくるそうです、少し変色しただけなら食べる事ができるそうですが、その場合は中を切った見て白くキレイな状態なら食べても良いそうです。

保存する際にはひだの部分を下に向けるとかさが黒ずみ、食べられなくなってしまうようです。

スーパーの良いしいたけの見分け方とは!?

カビ しいたけ 緑 見分け

【しいたけのカサを確認する】

新鮮でおいしいしいたけを見分けるには、傘をチェックするとよいそうです。

傘の表面がくすんだ茶色ではなく明るくツヤのあるものが良いそうです。

そしてしいたけの傘は丸まっているものがほとんどですが、その傘が開いているものではなく巻きが強いものを選ぶことをおすすめします。

【傘の裏面、ひだを見る】

スーパーに売られているしいたけの裏を見ると白いものがほとんどですが、中には茶色や黒っぽいものもあります。

ひだが崩れているものも鮮度が落ちているものなので、白くきれいなものを選ぶと良いそうです。

軸もおいしいしいたけを見分けるポイントです。

軸の太さは1つ1つバラバラです。

おいしいしいたけは、軸が太く、短く、肉厚のもののようです。

しいたけの保存方法と保存期間について

しいたけはいろんな料理に使えるので便利な食材ですね!

常にストックしておきたいという人も居ると思います。

今回はしいたけを長持ちさせる保存方法についてご紹介します。

冷蔵保存の場合

しいたけは湿気に弱い食材なので、冷蔵庫で保存したい場合には新聞紙やキッチンペーパーに包んで、そのままビニール袋に入れて野菜室に入れれば良いそうです。

野菜室に入れる際に、できるだけ軸を上にして汗や水滴が付いてしまうとすぐに変色してしまうので、優しく扱うことがポイントです。

冷蔵庫での保存は約1週間ですが、季節の湿気の状態などで保存期間も変わるので、食べる前に見た目や香りを確認してから使用することをおすすめします。

冷凍保存の場合

しいたけは冷蔵保存することも可能です。

その場合には、軸を切り落とし、食べやすい大きさに切ります。

その後に密封ビニールにいれて冷蔵庫に入れるだけです。

しいたけは水洗いせず表面に付いた汚れを落とすだけで良いそうです。

良く食材を冷凍保存すると風味が落ちると言われていますが、しいたけは冷凍することによって栄養がアップするそうです。

どうして?という人もいますが、しいたけを冷凍することによって水分が膨張ししいたけの細胞壁が壊れて、そこから栄養や味などが溶けだしてくるそうです。

しいたけの冷凍保存期間は約1か月ですが、食べる前に臭いを確認し異臭がする場合には処分することをおすすめします。

まとめ

今回は、しいたけに生えるカビについてご紹介しました。

  • しいたけにカビが生えている場合には保存環境に問題があるようです。しいたけは湿気が多い場所を嫌うので、湿気対策しなくてはなりません。
  • しいたけに緑色のカビが付くことがごく稀のようです。
  • 表面の白いものは気中菌糸と言われるキノコが持つ性質なので問題なく食べることができるそうです。
  • しいたけの傘の裏が茶色や黒ずんでいる場合は品質が悪い証拠のようです。
  • スーパーなどでしいたけを買う際には、傘の巻きが強いか、表面が明るくツヤがでているか、傘の裏が白くひだが崩れていないかを確認して購入すると良いそうです。
  • 冷蔵保存の場合は約1週間、冷凍保存の場合は約1か月保存可能なようです。

しいたけはいろんな料理に使えるのであると便利ですよね!?

安い時に買いだめして使いきれずにダメにしてしまうという人も多いのではないでしょうか?

上手に保存することで普通に保存するよりも長持ちするので、湿気を避けてしっかりと保存してあげることをおすすめします。