ウォーターサーバーは毎日飲む水と思われますので、カビなど不衛生なことには敏感に考えられます。

特にサーバー内だけでなくひどいときにはカビ臭い水が出てくるということもあり、気を使って管理しなければなりません。

注ぎ口にカビが発生していることがわかると気分も落ちてしまいます。

このならないようにする対策やこうなってしまった後の対応について調べていきます。

ウォーターサーバーにカビが発生してしまう原因とは?

カビ ウォーターサーバー 注ぎ口

ウォーターサーバーに発生するカビの原因は、衛生的でない環境になっている場合が多いです。

それは、ほこりや油汚れや汚れの拭きこぼしなどの場所にカビが好む温度と湿度になってしまった際にカビが繁殖してしまいます。

ウォーターサーバーの周囲は湿度が高くなりやすく、また設置している場所によっても結露の発生により高くなることがありますので注意する必要があります。

ウォーターサーバーの側面だけでなく注ぎ口やひどいときにはサーバー内にも繁殖してしまいますので、定期的にサーバー全体の清掃をして、カビの餌となる汚れの類を綺麗にしておかないとカビが繁殖してしまいます。

発生する原因の中に時期も考えられます。

条件が揃いやすい時期というのが、ジメジメしやすい梅雨の時期と湿度が高い日が続いている雨の日や結露が多く発生する時期となります。

結露に関しては冬だけと思われている方も多いのですが、実は夏場の真夏日などに室内のエアコンの温度によっては結露が発生するケースが多くなってきています。

そのため夏場も結露対策が必要になってきています。

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ウォーターサーバーのカビが発生しやすい場所は?

発生しやすいと言われているのが、ボトルの差込口があります。

こちらの差込口には、水の入ったボトルを差し込む場所になりますので、水気が残ったままになることが多いです。

ボトル交換時に水が付着したままになることが多く、拭き忘れもある場合があればカビが繁殖してしまいます。

見落としやすい場所として、ボトルからの注水口の周囲が挙げられます。

特に注水口の裏側は見落としやすく、気づいたときにはカビが繁殖していることが多いと言われています。

こちらも濡れたまま放置していれば、繁殖してしまうので、定期的な掃除が必要な場所となります。

カビの発生するケースは上記よりも少ないですが、ボトル内部にもカビが発生することがあります。

最近のボトル内部は構造上衛生的に設計されており、カビが繁殖しにくい素材でできている物も多くなってきていますが、残念ながら絶対安心というわけではありません。

ボトル内部にカビが繁殖する場合は、外部からカビが入ることが一番多く、汚れた手で設置したり、カビが異常に繁殖した環境でボトルの交換を行えば、ボトルの内側にカビが生える可能性が非常に高いので控えるようにしましょう。

一番ひどいケースとして、水がカビ臭くなってしまうことです。

こうなってしまうまで放置しているまたは気づかない場合にはすでにカビの水を飲んでいる場合が多いと言えます。

こうなってしまったら掃除するよりもサーバーごと取り替えることをしないといけません。

水がカビ臭くなるということはボトルの内側にカビが繁殖しているということになり、掃除しても無駄な状態となっています。

このケースは最も可能性の低いことですが、無くはないことになりますのでこうならないようにしなければなりません。

カビ臭い水を飲むと気管支系や呼吸器系に影響が出て、いままで発症しなかった症状が出る場合がありますので、カビの臭いがしたら絶対の飲まないようにしましょう。

ウォーターサーバーのカビの対策法とは?

ウォーターサーバーのカビが繁殖してしまった場合の対策として、個人で行う場合と業者に依頼する場合が考えられます。

まず個人で行う場合ですが、カビの繁殖範囲が狭ければ市販の殺菌消毒エタノールなどでできる範囲のことを行えば十分対策になります。

カビの繁殖範囲が大きければ、個人では行うよりも業者に依頼してもらった方が良いと思われます。

カビは素人では完全に除去することが難しいということと、素人ではサーバーを傷つけてしまい台無しにする可能性もあります。

カビは専門家に依頼し、市販で販売されていない専門的な薬品を使えるので、時間的にも衛生的にもおすすめです。

殺菌消毒をする

殺菌消毒に関しては、個人で行うよりも専門の業者に頼んでやってもらうことがいいでしょう。

一応市販の消毒用エタノールのようなものは売られているのですが、飲料水を管理するサーバーに素人がエタノールを使用することに抵抗もあるかと思われます。

素人が扱うことに対して、エタノールは人体にはそこまで害ではないのですが、殺菌消毒する際には細心の注意を払うことが求められます。

サーバーを交換する

カビ ウォーターサーバー 注ぎ口 交換

サーバー全体を交換してもらうことも対策になります。

これも業者に依頼してもらえば交換してもらえるはずなので、積極的に行動することでカビ対策につながります。

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湿度が低い場所に設置する

設置場所も重要な対策になります。

繁殖条件の中にある湿度のコントロールに関してですが、湿度が比較的高くなると予想される脱衣所や窓際などには設置しないようにしましょう。

また季節によって結露も湿度に関係しているので、結露が発生したら余計な水分をふき取るように気を付けましょう。

一番は湿度の低い場所におくことよりも、汚れをためないようにすることで、定期的にほこりや汚れを取り除きましょう。

長い間放置をしない

ウォーターサーバーを設置したらそのまま設置しっぱなしということが多いかもしれませんが、こちらの対策としてはボトル交換時に設置場所の周囲を清掃すれば足りると思われます。

まとめ

今回のカビ対策として、予防は各個人で対応することができますが、カビが発生してしまったらやはり業者に依頼するようにしましょう。

または業者にカビ除去だけでなくサーバー全体を交換することも選択肢に入れましょう。

人体に入る水を取り扱うサーバーに関することなので、健康面でも衛生面でも安全な選択肢を選ぶようにしましょう。

多少経済的に負担がかかっても、健康には変えられませんので。