パンが好きで買いだめしている人は多いのではないでしょうか?

パンにカビなんて生えないでしょ!という人も居ますが、パンにもカビは生えます。

賞味期限に限らず、湿度や温度が高いところに置いてしまうとカビが生えやすくなってしまうそうです。

実際に気づいたらカビが生えていた!知らずにカビが生えたパンを食べてしまった!という人もいるのではないでしょうか?

カビが生えているパンは食べても大丈夫なのでしょうか?

それでは今回は、青カビの生えたパンは食べても大丈夫なのか、青カビの毒性などについてもご紹介します。

パンに青カビが生える原因とは!?

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カビは気温が25℃前後で発生しやすくなります。

梅雨の時期はとても湿気が多く、湿度と温度が高い時期は特にカビが発生しやすくなるようです。

パンを食べる際には、カビが生えていないか目で確認し、賞味期限に関わらずこういった時期は早めに食べ、食品はなるべく冷蔵保存しておくと良いそうです。

そして、食材の買いだめは控え、免疫力のない子供に食材を食べさせる場合には、注意しなくてはなりません。

カビが生えやすい時期は、特に食材に注意しなくてはいけません。

パンに生える青カビの毒性は!?

青カビは、パンや餅、みかんなどに生えやすいそうです。

見た目は毒性があるんじゃないの?というイメージもありますよね!?

青カビを良く見てみるとフサフサとした繊毛のようなものが生えているのが特徴です。

青カビは、生物学的には「アオカビ属」か「ペニシリウム属」に分類され。300種類を超えるとも言われているそうです。

青カビは、毒性が注目されていますが、抗生物質である「ペニシリン」にも使用されているそうです。

青カビというから青色をしているんじゃないの?という人も居ますが、中には白色や緑色をした青カビもあるようです。

青カビは、ゴルゴンゾーラやロックフォールなどのブルーチーズにも使用されているので毒性が強いというわけではありませんが、発がん性物質が含まれているので、大量に食べてしまうと健康被害がでてしまう可能性があります。

食パンに青カビが生え、その青カビが目に見えている場合には、かなりの数のカビが繁殖している可能性があります。

カビは目に見える部分だけでなく内部にまで入り込んでいる可能性があるので注意しなくてはなりません。

後天性免疫不全症候群を持っている人は、日和見感染症の危険があるようです。

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パンの青カビと白色のカビの違いとは!?

青色のカビは、餅、パン、ミカンなどの食品に生え、昔から餅に生えたカビは食べれると言われていましたが、青カビにも沢山の種類があります。

強い毒性を持つ青カビは、腎臓などの病気の原因となってしまう可能性があるので注意しなくてはなりません。

白色のカビは、「麹カビ」ともいいパンやトウモロコシなどに発生するカビです。

麹菌とも言われ、発酵させてつくるみそやしょうゆ、日本酒などの食品の加工に使用させることもあるようです。

家庭の中で生える白いカビは強い発がん性物質を出すカビも多いので注意しなくてはなりません。

白カビは酵素力が強く、急激に分解するので、白カビが生えている食品は味が変わるので、違和感を感じたら食べるのをやめたほうがいいかもしれません。

青カビが生えたパンは食べれるの!?

青カビは目に見える部分だけにカビが繁殖しているのではなく、菌糸がパンの内部にまで侵入していることが多く、目に見えない部分もカビが生えている可能性があります。

そのため、目に見える部分だけを取り除いて食べてしまう人も居ますが、それはやめておいた方が良いそうです。

持病を持っている人はさらなる健康被害が起こる可能性もあります。

青カビが生えているパンを知らずに食べてしまい、後から気づいた場合には、すぐに吐きだせば問題ないようです。

しかし、すでに飲み込んでしまった場合には体調を崩してしまう可能性もあるようです。

青カビには強力な毒性はないとされていますが、中には毒性の強いカビもあるので注意しなくてはなりません。

もし、食べた後に吐き気、下痢、蕁麻疹などの症状がでた場合にはアレルギー反応を起こしている可能性があるので、すぐに病院で診てもらうことをおすすめします。

青カビを食べたことによって、食中毒を起こす危険性もあり、その場合は食べてから1時間程度で発熱や腹痛、嘔吐などの症状が見られる可能性があります。

体調が悪いと感じたらすぐに病院で診てもらった方がいいかもしれませんね!

カビが生えたパンを加熱したら食べれるの!?という疑問がありますが、カビは、どんどん繁殖し成長していく上で毒素を排出しています。

毒素は加熱しても残ってしまう可能性があり、かなりの高温で加熱してもカビはいなくなるかもしれませんが、そこまで加熱したらパンが丸焦げになってしまいます。

カビがいなくなったかも判断が難しいので、青カビを見つけたら食べないほうがいいかもいしれませんね!

パンの正しい保存方法とは!?

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冷蔵庫での保存はおすすめできません。

常温でパンを置いておくよりは日持ちさせることができますが、冷蔵庫で保存してしまうと風味が落ちてしまいます。

パンに含まれているデンプン質が冷蔵庫に入れることによって劣化し、水分が蒸発するのを早めてしまうので、カビを防ぐことができてもパサパサになってしまいおいしくありません。

長期保存したい場合には冷凍保存をおすすめします。

パンは2~3日は常温保存は大丈夫かもしれませんが、食べきるのにそれ以上の日数がかかってしまう場合には冷凍保存すると良いそうです。

冷凍保存はパンの水分を閉じ込めながらカビから守ることができます。

凍ったままトースターで焼けばふわふわの状態でおいしく食べることができます。

長期保存できるといっても2~3週間で食べきる方が良いそうです。

まとめ

今回は、パンに生えた青カビについてご紹介しました。

青カビは、パンや餅、トウモロコシ、みかんなどに発生しやすいカビです。

  • 青カビには発がん性物質が含まれているので、大量摂取してしまうと健康被害が起こる可能性があります。
  • 青カビは、気温が25℃前後で湿度が高い時に発生しやすくなります。
  • 青カビは腎臓などの病気の原因となる可能性があり、白カビは麹菌とも呼ばれ酵素力が強いので食品の味が変わる可能性があるようです。
  • 目に見える部分の青カビを取り除いても内部まで入り込んでいる可能性があるので、食べない方が良いそうです。
  • パンを保存する際には、冷蔵庫での保存は風味が落ちるので冷凍保存がおすすめです。

青カビは、食品だけでなく押し入れや家具にも生えやすいカビです。

カビは、湿度、温度が高い時期に特に発生しやすく、梅雨の時期はジメジメしており、湿気が高くなりがちなので注意しなくてはなりません。

湿度が高くなりやすい時期は、賞味期限にかかわらず早めに食べたほうがいいかもしれませんね!

青カビは強い毒性はないと言われていますが、中には毒性の強いものも存在するようです。

腎臓などの病気の原因にもなってしまう可能性があるので、カビが生えたパンは食べずにカビが生えないように冷凍庫で保存しておくことをおすすめします。