にんにくにカビが生えたところを見たことはありますか?
つい安かったから買いだめしてしまった!人から大量にもらって使えきれない!といった人も多いのではないでしょうか?
せっかく買った、もらったのにカビが生えてしまってはもったいないですよね!
昔の人は青カビは食べても大丈夫だ!っていう人も居ますが、今の人はなかなかそういう訳にもいかないですよね!
昔に比べて今の人は、免疫力もないので心配な部分も多いのではないでしょうか?
青カビはにんにくだけでなく、お餅やパン、部屋の中でいうと押し入れや棚などに生えるのもこの青カビです。
青カビってどうして発生してしまうのかとても気になりますね!
それでは今回は、青カビがにんにくが発生する原因や青カビが発生したにんにくは食べても大丈夫なのかについてご紹介します。
にんにくに青カビが生える原因とは!?
ニンニクにも白カビや黒カビ、青カビが生えたり、柔らかくなってしまうことがあるようです。
ニンニクには、乾燥にんにくと生にんにくがあり、カビは生にんにくに特に生えやすいようです。
でも、生にんにくの方が香りが良いので、生にんにくを買う人の方が多いようです。
乾燥にんにくは、周りの皮も根が生える部分も全て乾燥していますが、生にんにくは白い部分もすべて生の状態なので、根もしっかりと生きています。
そのため、ずっと置いておくと青カビが生えてしまう事があるようです。
青カビが生えているにんにくって食べられるの?
乾燥にんにくは腐ることはあっても青カビが発生することはないようです。
特に生にんにくに青カビは発生します。
カビは取り除けば食べても大丈夫という話を聞いたことがありますが、それってホントなの!?と疑問に思う人も多いのではないでしょうか?
青カビはもちやパン、ブルーチーズなどにも発生するカビです。
青カビにも種類があります。
ブルーチーズなどのように食べても人体に影響のないカビもありますが、中には強い毒性を持つカビも存在します。
カビは、目立たないカビと目に見えるカビがあり、青カビは表面だけにカビが生えているように見えて、実際は菌糸がにんにくの奥にまで入り込んでいる可能性があります。
そのため、表面だけを取り除いても中にカビが繁殖している可能性が高いため、健康を考えるのであれば食べない方が良いそうです。
毒性のカビをオーブントースターなどの最高温度で加熱したとしてもなくなることはないので、加熱したからといって食べられるという訳ではありません。
昔の人は加熱したら大丈夫とかカビの生えている部分を取り除けば大丈夫という人が居ますが、カビの種類によってはお腹を壊すだけでは済まない場合もあります。
現代は免疫力が低下しているので、食べない方が良いのではないでしょうか?
にんにくに青カビが生えた時の対処法とは!?
青カビはペニシリンという抗生物質に使用され、ブルーチーズの原料ともなっているので絶対に食べていけないという訳ではありませんが、中には強い毒性を持つカビもあるので注意しなくてはなりません。
青カビっを摂取してしまった場合、肝臓がんや腎臓がんと関係があるのではないかと言われています。
もし、カビの付いたにんにくを食べてしまった場合に、下痢や腹痛などの症状が現れた場合には、すぐに病院で見てもらうことをおすすめします。
下痢起こしている場合には、体の中の悪いものを外に出そうとしているので、下痢止めはなるべく飲まずに全て出し切ってしまった方が良いそうです。
しかし、下痢が続くと脱水症状になってしまうので、水分を摂ることを忘れないように注意してください!
特に子供や高齢者が脱水症状を起こしてしまうと命を落としてしまうことにも繋がります。
症状がない場合でも、念のためにねぎやしそ、トウガラシ、酢、緑茶などの殺菌作用のある食べ物を体に入れることをおすすめします。
にんにくの上手な保存方法やコツとは!?
<冷蔵庫で保存>
①丸ごと保存…2~3週間程度(一欠け…1~2週間程度)
にんにくをまるごと保存する場合には、水にぬらさないように新聞紙に包んで野菜室で保存します。
②カットして保存…3~4日程度
カットしたら空気に触れないようにラップで包んだり、密封容器に入れて野菜室で保存します。
③すりおろししえ保存…1~2日程度
用途に合わせてすりおろししてからでも保存することが可能です。調理してからの保存になるので、丸ごとやカットしてからの保存に比べると風味が落ちてしまいます。密封容器に入れて野菜室で保存します。
<調理して保存する方法>
にんにくを生の状態で保存するよりも調理してから保存したほうが長持ちするそうです。
■にんにくオリーブオイル
(材料)
- にんにく…50g
- バジル…10枚
- オリーブオイル…にんにくが浸る量
(作り方)
- にんにくの芽をお取りみじん切りにし、バジルも同様にみじん切りにします。
- 瓶にニンニクとバジルを入れたら上からオリーブオイルをにんにくが浸るくらい入れます。
■にんにく醤油
(材料)
- にんにく…2房分
- 醤油…にんにくが浸るくらい
(作り方)
- にんにくは一欠けずつ皮を剥いて芽と尻の部分は切っておきます。
- 瓶に入れて、その上から醤油を入れます。
- 1か月そのままにしておけば完成です。
<冷凍保存>
冷凍保存は長期間の保存が可能です。
皮を剥いて1欠けずつサランラップでくるんで密封パックにいれて全て保存します。
空気が触れないようにすることがポイントで、用途に合わせてスライスし、小分けにして冷凍することもできるそうです。
- 丸ごと保存…半年~1年ほど
- カット…1~2か月ほど
- すりおろし…1か月ほど
まとめ
今回は、にんにくに青カビが発生してしまう時の原因や対処法、そのにんにくは食べても大丈夫なのかについてご紹介しました。
- にんにくには、乾燥にんにくと生にんにくがあり、生にんにくはにんにく全てが生きているため、カビやすいそうです。
- 青カビの中には強い毒性のあるものも存在するので食べないほうが良いそうです。
- 青カビは腎臓がん、肝臓がんと関係があるのではないかと言われています。
- 青カビからにんにくを守るために冷蔵庫、調理して、冷凍で保存する事ができるそうです。
にんにくにカビって生えるの!?と初めて知った人もいるかもしれませんが、にんにくにもカビは生えます。
乾燥にんにくは腐る事があってもカビませんが、生にんにくは青カビが生えやすいそうです。
乾燥にんにくは、根元もすべて乾燥していますが、生にんにくは全てが生きているのでカビが生えやすいと言われています。
食べ物に青カビが生えてしまった場合、青カビはブルーチーズなどにも使われているので、食べて悪いということはありませんが、中には毒性のあるカビもあるので念のため、青カビが生えていたら食べない方がいいかもしれませんね!