干し柿を作ったりもらったりする人も多いのではないでしょうか?

干し柿だけでなく食品にも青カビが生えやすいものがあるようです。

干し柿はその中の一つです。

干し柿は秋から冬にかけて作る人が多いようです。

甘柿はそのまま食べることができるのに対し、渋柿は甘くなるまで干しておかなければならないそうです。

そのため、その吊るしている間にカビが発生してしまうことがあるようです。

干し柿を作ったことがある人は、経験した人もいるかもしれませんが、去年は上手くいったけど今年はカビが生えてしまった!という人も少なくないようです。

でも、柿って表面に白い粉みたいなのがあるしどうやってカビと見分ければいいの!?という人もいますよね!?

それでは今回は、干し柿の青カビの見分け方や対策法などについてご紹介します。

干し柿に出来る青カビの見分け方とは!?

青カビ 干し柿 対策

干し柿は白い粉がついているので、カビとの見分けがつかない人もいるようです。

干し柿に青色や緑色のものが付いている場合には、確実にカビが生えているようです。

さらに、白いカビが生えることもあります。

白いカビは、白い粉と見分けがつきませが、糖分が多い干し柿はカビが生えやすい食品のようです。

白いカビと白い粉を見分けるには、白い部分の匂いと色で判断します。

カビのほとんどは白と言っても白一色ではなく、グレーや緑色が混ざっています。

白一色のカビであれば、ワタのようなものがついているので見れば分かると思います。

白い粉の場合は砂糖をまぶしたような見た目なのですぐに分かるそうです

カビが生えている場合には独特な匂いがあります。カビ臭かったら食べないほうがいいかもしれませんね!

青カビができた干し柿は食べるれる!?

干し柿に生えているカビを見つけたら念のため食べない方が良いそうです。

カビの種類が害のないものと判断できればいいのですが、見ただけでは判断できないことの方がほとんどです。

青カビは、ペニシリウム属に分類されるカビで食べても害はないとされていますが、中には有害な青カビも存在するので、食べない方がいいかもしれません。

青カビの種類は専門家でないと調べることはできないので、自己判断で大丈夫と判断するのはやめたほうが良いそうです。

干し柿の表面に生えていることがほとんどかもしれませんが、青カビは目に見えない菌糸が内部まで入り込んでいる可能性があるので、表面だけを取り除いて食べれば大丈夫ということではないので、青カビが生えているのを見つけたら食べない方がいいですね!

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干し柿にカビが出来た場合の対処法とは!?

干し柿を作る際に一番気を付けなくてはならないものはカビです。

干し柿にはカビが生えやすく主に白カビと青カビができるようです。

黒いカビもありますが、これは青カビの前の段階です。

白カビは干し柿にできてしまったら捨てるしかありませんが、青カビと黒カビは取る方法があるようです。

アルコール度数が高く口にしても大丈夫なアルコールを用意します。

一番は焼酎が良いそうです。

綿棒や清潔な布にアルコールを含ませてカビが生えている部分にこすります。

そうするとカビが取れるそうです。

こすっても取れない場合には、カビが生えている部分を切ってしまっても良いそうです。

そのあとは、アルコールを干し柿に霧吹きしたり、アルコールに浸すと良いそうです。

アルコールには、殺菌作用が期待できるため黒カビや青カビを撃退することができるそうです。

でも、カビが生えてしまったら取り除いても食べるのに抵抗がある人の方がほとんどだと思います。

そういう時は捨ててしまった方がいいかもしれませんね!

カビが生えてから対処するというよりカビが生える前に対処することをおすすめします。

干し柿にカビが発生しないための対策法をご紹介!

干し柿はカビが発生しやすい食品で、取り除いたとしても食べるのに抵抗がありますよね!

干し柿にカビを発生させないことが大切なので、対策方法についてご紹介していきます。

吊るす前に熱湯につけて焼酎につける

干し柿を作る前に柿の皮を剥き、沸騰したお湯に5秒~10秒ほど入れます。

最初に殺菌処理をしておくだけでカビが干し柿にしたときにカビが生えにくくなるそうです。

お湯に入れる時間が長すぎるとゆであがってしまうので、時間には注意が必要です。

日陰で風通しがいい場所に吊るす

青カビ 干し柿 対策題 吊るす

干し柿を日当たりの良い場所に吊るしてしまうと黒く変色してしまうので日陰の風通しの良い場所に吊るしてあげます。

気温が高く湿気のある時期はカビが生えやすくなってしまうので、気温が低い時期に吊るしてあげると良いそうです。

月中旬頃に干している家庭が多いようです。

柿同士を離して吊るす

柿同士がくっついてしまうと風通しが悪く、くっついている部分からカビが生えやすくなってしまいます。

そのため、干す場合には間隔をあげてあげることをおすすめします。

雨の日は室内に移す

干して間もない時は、雨に当たったり、風通しが悪いだけでカビの発生率が高くなってしまうので、干して3日間は雨の日は室内に入れてあげたほうが良いそうです。

干し柿の上手な保存方法とは!?

■常温保存…3日程度

常温保存は、そのまま置いても吊るしておいても水分が飛んで行ってしまうので固くなっていきます。

常温で保存したい場合には、キッチンペーパーなどに1つ1つ包んで風通しの良い場所で保存してあげると保存期間も伸びるそうです。

■冷蔵保存…1週間以上

干し柿をそのまま冷蔵庫に入れてしまうと白い粉がどんどん増えていき、カビが生えてしまう可能性もあります。

冷蔵庫保存の場合には、干し柿を紙袋に入れてその上からビニール袋やジップ付きの袋に入れて臭いが強いものとは離していれておきます。

乾燥を防ぐには野菜室の方がいいかもしれません。

■冷凍保存…1か月~半年以上

大量に干し柿がある場合には冷凍してしまった方がいいかもしれませんね!

1つずつ空気を抜きながらラップで包み、ふりざーパックに入れて空気を抜いてから冷凍庫にいれます。

解凍する場合には、常温で戻してもいいですし、前日に冷蔵庫にもどして解凍してもおいしく食べれるそうです。

まとめ

今回は、干し柿に青カビが生えてしまったときの対処法や対策方法についてご紹介しました。

  • 干し柿の表面に青色や緑色のものが付いている場合にはカビが生えています。
  • 青カビは基本的に害はないとされていますが、種類によっては毒性のある青カビがあるので、何の種類かわからないため、食べない方が良いそうです。
  • アルコールには殺菌作用があるためカビをアルコールで拭くと良いそうです。
  • 青カビは生えてから対処するのではなく生える前に対策する必要があります。
  • 干し柿を作る前に熱湯処理をすることでカビが生えにくくなるそうです。

干し柿はカビが生えやすい食品のため、生えない様に吊るすときなどには、日陰で風通しの良い場所に吊るしてあげると良いそうです。

温度が高いとカビが生えやすくなってしまうので、11月中旬頃に作ると良いそうです。

干し柿にカビが生えて、その後に対処しても一度カビが生えたものを食べるのはちょっと抵抗もありますよね!

そのため、カビが生えないように対策することをおすすめします。